働くことを考えるブログ

充実した生活を送る

今日、働くことについて考えたこと(動物園)

今日働いていることについて考えたのは、動物園です。ちょっと意外かもしれませんが、動物園は、働くことを考える材料になると思いましたので、書いてみたいと思います。

 

1.動物園に行くと思うこと

 

動物園に行くと思うのは、動物にとって、動物園というのは、幸せなところなのか不幸せなところなのかどうかです。檻の外から出られないこと以外は、動物園は、食が簡単に手に入り、天敵からも襲われることのない安住の地です。ただ、仮にそのような場所があったとしても、そこに住みたいかと言われれば、住みたくないはずです。

以下の本によれば、毎年のように多くの動物が塀や壁などから脱出しようとしているそうです。動物にも自分の状況をコントロールしたいという欲望があるとのことでした。

 

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

選択の科学 コロンビア大学ビジネススクール特別講義 (文春文庫)

 

 

この本にも出てきますが、最高級ホテルで、食も常に世界の最高峰、適切な医療も受けれれるとしても、一度入ったら二度とそこから一歩も出られなければ、入るのに躊躇すると思います。

 

2.ストーリーを捉えなおすことのできる言葉-「あえて」

 

仕事でいやなこともありますし、ストレスもたまります。そういうときに、「自分で選んでこの仕事をしているのだ」、「自分がこの状況をコントロールできる」と思うことができる人は、逆境に強いと思います。

そのように思うように出来る言葉が「あえて」という言葉です。たとえば、なにか面倒な仕事を振られても、「あえて」その仕事を引き取ると言葉に出したり、自分の頭の中で整理するのです。そうすると、だいぶ気持ちが前向きになると思います。自分で状況をコントロールできると思えるからです。

動物園の動物は、とらえられてしまった結果がですが、仮に自分でこの状況をなんとかしたいと思えば、動物には本能的にその場から逃げるという方法しかありません。しかし、人間は、いろんなしがらみがあったとしても、「あえて」縛られていると考えられる唯一の生物でしょう。

 

以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。