今日、働くことについて考えたこと(当然のこと)
今日、働くことについて考えたことは
「仕事において当然と考えるべき」
というのを考えていました。
当然踏まえておけなければならないものを二つ考えました。
1.システムで動く部分と感情で動く部分
一つ目は、システムで動く・感情で動くという視点です。
世の中、システムのように、論理的に説明することができれば、かなり簡単なのですが、そのようには動かないのが、職場だと思います。
早く帰れと言われる一方で、目標を達成するように言われたり、明らかに間違っているのに、上の判断で決定が変わるということがありますが、これは感情で物事が決まること証左だと思います。
そうすると、働いている人に必要なのは、報酬のようなではなく、単なる感謝だったり、共感できるなどなかなか数値で表せないことが、仕事を進めることにおいて、重要であることがわかるはずです。
また、感情で動いている部分を無理やりシステム的に捉えようとすることもあります。たとえば、リスク管理部署でしょう。ありとあらゆるリスクを数値にして管理しようとします。信用を格付で表して管理します。2008年に倒産したリーマンは、倒れる寸前は、最高格付けのAAAをつけていました。このようなシステム的に捉えようとすることには、限界があることを踏まえる必要があります。
2.無限と有限
次は、無限と有限です。
ビジネスチャンスは、無限にあると考えるべきなのか、有限であると考えるべきかという話です。
日本は、文化的に仏教の影響をうけ、栄枯盛衰の考え方が自然に普及しています。したがって、どんなに繁栄していても、いつかはなくなるという考え方です。
一方、今のグローバルな考え方は、基本的に無限に伸びていくという考え方です。発生する問題は、時が経てば、すべて解決されると考えられています。たとえば、環境問題が生じれば、それを解決するためのビジネスが生まれ、雇用創出されるという考え方です。そして宇宙は無限に増大し続けるように、ビジネスも無限に伸びていくと考えるのが一般的なのです。
また効率もどんどん良くなっていくと考えます。おそらく1970年代に10時間以上かかった計算が、今は自宅のパソコンで1分もかからないでしょう。そういった現象をとらえて、基本的には無限に便利になっていくと考えます。
その考え方は、実は栄枯盛衰の考え方と根本的に異なるものですが、この矛盾を乗り越えることが求められているのだと思います。
以上が本日考えたことでした。
当然のことと考えておくと便利な考え方として、「システムで動く部分と感情で動く部分」「有限と無限」をあげました。
最後までありがとうございました。