今日、働くことについて考えたこと(思いやり)
今日、働くことについて考えたことは
思いやり
です。
思いやりが大切だと、学校では習いますが、そのことについて考えてみました。
1.なぜ思いやりが大切にされないのか
思いやりが大切だと言われても、現実的に社会に出ると、競争ばかりで、人間としての他人を思いやる余力というのがどんどん無くなると思います。なぜそのようなことが起きてしまうかというと
システム的に考えたい
というのがあると思います。多くのマーケティングにおいて、事前にマーケット調査が行われ、「40代男性であれば、こういうものを買う」とか、「20代女性は、こういう考え方をする」と言って、「ああすれば、こうなる」式の考え方をしています。一人一人を見つめて、思いやらなくても、統計的にある程度有意であれば、お金儲けができてしまうのです。
2.それではなぜ思いやりが大切なのか
一人一人の個性を見つめて考えることというのは、上記のようにシステム的に考えることに比べて、かなり面倒です。なぜそのような面倒なことを考えなくてはならないのかと思う人もいると思います。
その理由は、
イノベーションというのは、一人一人答えが違うことから生じる
からです。
皆が皆、同じ考え方をしたら、いつまでも発展することはありません。1+1=2のままなのです。
逆の言い方をすると、イノベーションに必要なのは、複数のサンプルではなく、ワン・サンプルなのです。
ネット社会が進み、おそらく、あらゆる行動が、データ蓄積されると思います。複数のデータがあるほど、AIとしては優秀なのですが、そこにはイノベーションは生じません。1サンプルにどれだけ思いをはせることができるかが重要だと思います。
以上が本日考えたことでした。
思いやりについて考えてみました。
最後までありがとうございました。