今日、働くことについて考えたこと(知恵は無限)
今日、働くことについて考えたことは、
「知恵は無限にある」
ことです。
人と人が協力すると知恵が無限に広がることについて考えてしました。
1.知恵は、本当に無限なのか
人と人が協力したり、交流したりすると知恵が無限に広がると言われても、なかなか想像がしづらいと思います。
なぜかというと、多くの歴史が一人の業績について語られるからです。
ストーリーは一人のことを書いた方が頭に入ります。
たとえば、皮肉なことですが、より多くの援助が取りたければ、貧困で困っている女の子二人の話よりも、一人の女の子の方が頭に入り、結果的に二人を含め、さらに多い人数の子供が援助が受けられるものです。
人間が発展したのは、膨大な数の人が互いに影響し協力して、知恵を出し合ったからだと思います。その一人一人を追うわけにはいかず、話の面白さから、一部の限られた人しか、歴史の教科書にのらないのだと思います。
2.なぜ二人以上組み合わせるとイノベーションが起こるのか
私は、二人以上が協力すると大なり小なりのイノベーションが起きると思っています。
そう思う理由は二つあります。
一つ目は、
一人で考えるとエネルギーの限界がある
ということです。
フルで考え続ける人はいません。自分が考えていない間、もう一人が補完してくれるわけです。
二つ目は
世の中まったく同じ人は存在しない
からです。
違うもの同士が協力して関わるとイノベーションは起こります。
イノベーションというのは、まったく新しいものから出来上がるのではなく、いままで、存在するものの組み合わせです。
当たり前ですが、人間、いままでまったく見たことのないものを作りあげることはできません。まったく見たことのない宇宙人キャラクターを作ろうとしても、結局どこかで見たもののを変形したものです。
二人以上が協力すれば、大なり小なりの新たな考え、商品、サービス、業務効率化方法が生み出されます。
たとえば、「ゴム」という言葉、「蟻」という言葉を合わせると、「 ゴム蟻」という言葉ができます。「ゴム」で思い浮かべるもの、「蟻」で思い浮かべるものは違いますし、それを足し合わせた「ゴム蟻」は、それぞれのイメージを単純に足し合わせたイメージではなく、おもちゃであったり、違うイメージのものができると思います。このように異なる二つの要素を組み合わせるだけでも、新しいイメージが出来るのです。これと似たようなことが、二人で協力することによって起こるのがイノベーションだと思います。
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以上が本日考えた事でした。
人類、一人一人違うので、組み合わせると無限に知恵が生まれるということを考えました。
最後までありがとうございました。