今日、働くことについて考えたこと(謙虚になる)
今日、働くことについて考えたことは
「謙虚になる」
ことです。
謙虚になるというのは、昔から大切だと言われていますが、そのことについて考えてみました。
1.謙虚な人は少ない
お店で食事をしていたり、商品を買ったりすると、満足するかしないかは、お店の人がどれだけお客の意見を考えてくれているのかどうかというところにつきるのではないかと思います。
ただ、本当に満足するお店というのは、めったに現れないですし、職場においてもそうです。
「なんでこんなこともわからないのだろう」と相手のことを思っていた自分も、人に迷惑をかけていた、、、ということはよくあります。
不満を抱いたときは、自分も誰かにそうしているのではないかと考えるようにすると良いと思いますが、そのように出来る人というのは、本当に少ないと思います。
2.謙虚な人が少ないのはなぜか
なぜ謙虚な人が少ないかというと、二つ理由があると思います。
一つ目はは、
自分の能力を高く評価しがち
ということです。
これは、前にも書きましたが、ダニング=グルーガー効果と呼ばれるものです。能力の低い人ほど、自分の能力を課題に評価するという現象です。
二つ目は、
時代が自己肯定感を促している
ことです。
どういう理由かは、定かではありませんが、ここ20年~30年ぐらい、会社においても学校においても、自分に自信を持つことを推奨されています。おそらく、日本人は、欧米人に比べて、謙虚であり、発言も少ないため、このようなことが言われ始めたのではないかと思うのですが、日本の衰退している時期とも重なっています。自分の意見を持たず、自分を否定しすぎるのもだめですが、謙虚に学ぶということは、本来トレードオフの関係(何かを得たら何かを失う関係)にないと思います。
逆にいえば、上記のような状況なので、謙虚であるだけで、いろいろな分野で、かなり競争優位に立てるのだと思います。
職場にいると色々なトラップがあり、謙虚になることを忘れさせてしまうのですが、これらのトラップをうまく乗り越えることができれば、ブルーオーシャン(競合相手のいない領域)で勝負することが出来るのです。
以上が本日考えたことでした。
謙虚になることの大切さを考えました。
最後までありがとうございました。