今日、働くことについて考えたこと(人をどの方向に育てるか)
今日は、どの方向に人を育てるべきと良いかとを考えました。
先日、人の育て方について書きましたが、そもそも論のところで、人は育てることができるかというと微妙で、育つ方向に寄り添うことしかできないのではないかということを書きました。それでは、人をどの方向に寄り添うべきかということを考えました。
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1. 仕事で求められるスキル
正しいスキルを身につけてもらうというのは、ひとつの答えだと思います。
仕事をするには、以下のようなスキルがあると思います。
・テクニカルスキル:業務処理を遂行するスキル
・ヒューマンスキル:対人関係能力に関するスキル
・マネジメントスキル:戦略を描くスキル
この分類をカッツモデルと言われたりします。
これらのスキルを伸ばしてもらうように寄り添っていくということが指導者として正しい立場だと思います。
2. 伸ばすべきスキルの定義の曖昧性
ただし、上記のうち、テクニカルスキルはわかりやすいですが、その他のスキルは、曖昧です。
たとえば、ヒューマンスキルでいえば、単に人が良いというのと、ヒューマンスキルが違うとは思うのですが、その線引きは難しいです。
また、マネジメントスキルの定義も同じく曖昧です。何をマネジメントスキルというか、人によってバラバラです。人によっては、単純に管理するだけをマネジメントスキルというかもしれませんし、組織を引っ張っていく力がマネジメントに求められるスキルなのだという人もいます。
これらのスキルをを具体的に言葉で表そうとすれば、するほど、目指して欲しい実像と離れてしまったりします。
3. それではどうすればいいか
先日、出世というのは、その組織で正しく少ないインプットで多くのアウトプットを出すことができるようになることだと申し上げました。それを目指すべき姿かと思います。
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具体的には、所属している組織において、どうやったら、良い方向に影響力をつけ、感謝されるようになれるのか一緒に考えてみるのです。
働くことというのは、人の役に立ち感謝されることです。
結果出せるようになれば、いいのだろうという人もいます。それもある意味答えではありますが、あらゆる方面のことを無視して、無理矢理結果を出す人間が育っても困るのです。どのように良い方向に影響力をつけるかを考えるように促すように寄り添うことが大切なことではないかと思います。
以上が本日考えたことでした。最後までお読みいただきありがとうございました。