働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(知識を集めることの限界)

今日、働くことについて考えたことは、

 

知識を集めることの限界

 

です。

一生懸命知識を得たとしても、仕事で役に立つ知識というのには限界があります。そのことについて考えてみました。

 

 

 

1.なぜ知識をたくさんあつめても意味がないのか

 

昔は、知識をたくさん知っていると有利なこともありました。

今も、文系の受験勉強を見ていると、どれだけ知識をもっているかが問われるのが大半のようです。

しかし時代が変わっており、知識は、すぐ陳腐化してしまいます。たくさん知っていても、物知りなだけで終わってしまうのです。

パソコンでいろんなものが調べられる時代になっており、それによって調べられる知識というのは不要になっています。たとえば、法律系の仕事というのは、だいたいがネットで調べられるようになっており、詳しく知っておく必要というのは必ずしもないでしょう。

 

2.それではなぜ知識の量を問う試験が多いのか

 

上記のとおり、今、知識は、ネットでだいたい調べられます。とくに試験問題で問われているものは、ネットで調べられるのがほとんどです。計算機が使える時代に本当に九九をどこまで覚える必要があるのかということを聞く子供も昔はいましたが、そのような疑問になる人もいてもおかしくないと思います。

それでは、なぜ、試験において、知識の量を問われるのでしょうか。

それは、情報処理能力を問われているからです。

そのような知識をもっている人は、その分野において、情報処理能力が高いとされているのです。

しかし、この考え方には、問題があると思います。情報処理能力でいえば、人間とパソコンでいえば、パソコンの方が優れているからです。どんなに優秀な弁護士でもネットの知識に勝てる人はいないでしょう。

これは、人間性を問われているという考え方もあるのかもしれません。たとえば、暗記というのは、苦しいですが、それを乗り越えられる人は、一般的に我慢強い人なはずなのでという話です。たしかに、一部の例外を除き、官僚などの難関国家試験を経た人というのは、一般的に人が良い・物腰丁寧です。ただ、官僚の不祥事を踏まえると、この考え方も限界があるのではないかと思います。

 

 

以上が本日考えたことでした。

今日は、ネットでいろいろ調べる時代に、たくさん知識を持つことに限界があるという話でした。

最後までありがとうごじあました。