今日、働くことについて考えたこと(一人立ち)
今日、働くことについて考えたことは
「一人立ち」
です。
部下を育てた経験のある人は、部下が一人立ちしてくれるとうれしいものです。そのことについて考えてみました。
1.一人立ちしてくれると何が良いか
一人立ちをしてくれると何が良いかというと三つあると思います。
一つ目は
自分の仕事が楽になる
ことです。
自分一人でやっていたことを、引き継いでくれる人がいるというのはとても有難いことです。
特に少子高齢化が進み、若手がどんどん減っている業界が多いのではないかと思うのですが、引き継いでくれる人がいる、指導すべき人がいるというのは、これから貴重になってくると思います。
二つ目は
自分の可能性が広がる
ことです。
誰かに教えて、その人がうまくできるようになれば、自分は別のことが出来るようになります。どんなに好きな仕事でも、かならず飽きはきます。そういうときに新たな可能性を追及することは非常に大切なのです。
三つ目は
充実感がある
ということです。
一つ目、二つ目の理由というのは、即物的な感じがありますが、そもそも人を育てるというのは、花壇の花を育てるというのと一緒で、育ったこと自体に充実感があります。もしかしたら、育ててくれた人は、あなたに対して感謝を示さない等見返りがないかもしれませんが、それでも、育てた事実が変わるわけではありません。そこに充実感を感じれる人は、人を育てるのが上手な人だと思います。
2.一人立ちをさせるためには
一人立ちをさせるために重要なことは二つあると思います。
一つ目は
相手のスペックに注意する
ことです。
花瓶には、いろいろな口があるように、人にも情報を受け入れるスペックというも、いろいろな種類があります。一言いえばすぐわかる人、根気よく教えないとわからない人いろいろいますし、どれが良いというのを決められることではありません。その注ぎ口にあわせて、教えるというのが非常に大切なのです。
二つ目は
とにかく待つ
ということです。花壇の花がすぐ育たないように、人もなかなか思うように育つことができません。苗を引っ張ったり、水を過度にあげても、花がすぐ咲くわけではないことは人間も同じです。スペックを見ながら、そのときどきに応じて、必要な情報を与えたら、育つのを待つしかありません。その根気があるかないかが、部下に一人立ちしてもらう重要なポイントになります。
以上が本日考えたことでした。
部下の一人立ちについて考えました。最後までありがとうございました。
最後までありがとうございました。