今日、働くことについて考えたこと(次善の策)
今日、働くことについて考えたことは、
「次善の策」
です。
もっとも良い対策は、最善の策ですが、その次の策が次善の策です。そのことについて考えてみました。
1.次善の策とは
次善の策とは、もっとも良い策ではないですが、その次に良いとされる策のことです。
最善の策が取れれば良いのですが、必ずしもその策がとれるというわけではありません。ひとつの策で、一本勝負するほど危険なことはありません。どらだけ精度の高い事前の策を考えられるかというのは、非常に重要です。
2.次善の策を考えるにあたっての留意点
それでは、次善の策を考えるにあたって、どんなことを考えるのが良いか考えてみました。留意点として二つあると思います。
一つ目は、
メリット・デメリットをよく見極める
ことです。
最善の策については、よく考え抜かれていますが、次善の策というのは、軽んじられがちです。
デメリット・メリットをよく考え、どのポイントが次善の策なのかというのを踏まえておく必要があります。そうすると、意外に次善の策もそこまで悪い策ではないことがわかり安心材料になることがよくあります。
デメリット・メリットは、紙でもホワイトボードでも、かならず書き出すことが重要です。特に関係者が多いときは、必須になります。書き出しておかないと、参加メンバーが同じことを考えているかどうか共有されていないことで、議論が噛み合わないことがよくあります。
二つ目は、
目的をよく考える
ことです。
目的というのは、忘れがちです。手段が目的化してしまうことがしばしばあるのです。特に次善の策というのは、作ること自体が目的にしやすいですが、何を目的としているかというのをよく考えるということです。
たとえば、第一志望の就職先に行くことが最善の策だということだとすると、次善の策として、第二志望を決めるときに、自分が就職するにあたって何を目的としているかというのを考えないといけないのと同じです。単純にお金を稼ぐということであれば、お金がもらえるところを、次善の策として考えておくということになりますし、仕事としてどうしてもやりたいということであれば、そのことを踏まえた先を第二志望の就職先として選ぶ必要があるのです。
以上が本日考えたことでした。
次善の策について考えてみました。
最後までありがとうございました。