今日、働くことについて考えたこと(確かめること)
今日、働くことについて考えたことは、
確かめること
です。
仕事において、すべて確かめることはできませんが、そのことについて考えてみました。
1.なぜすべて確かめようとするといけないのか
自分の目で確かめるというのは、大切なのですが、やりすぎも禁物です。
なぜなら、すべてを確かめようとすると、ビジネス規模を拡大することが出来ないからです。
たとえば、どんな仕事であれ、最初は自分の範囲でわかるものばかりですが、出世したりしたら、それらを部下に任せないといけません。まだ、ビジネス規模が小さい会社であれば、社長がすべてを見渡せることができますが、大きくなったら、それを部下に任せられる度量が必要になるのです。
2.なぜすべて確認してしまうのか
ただ、頭では部下に任せるということの重要性が分かっていたとしても、世の中には、なかなか任せられず、自分ですべてを確認しないと気が済まない人がいます。
その人に「なぜ任せられないのですか」と聞くと「部下がダメでねぇ」と言って、部下を理由にすることがあります。部下の実力がないというのもあるのかもしれませんが、部下をそもそも育てることを怠る人もいます。本人もそのことに気づいていないケースはよくあります。
その理由は、
自分の存在意義に不安を感じているから
です。
この仕事を部下に渡してしまったら、自分はこの会社から出されてしまうのではないかと思っているのです。いまだに多くの日本の企業は、労働者をクビにすることはできないのですが、それ以前に組織に所属するということは、組織からの承認されることというのは、非常に大切です。仕事を人に任せてしまうと、自分がその組織から承認される理由がなくなってしまうのではないかと不安に感じてしまうのです。
もし、そのような不安を感じているのであれば、よく自分と向き合う必要があります。本当に組織に承認されるということが、自分の人生にとって大切なのか否かということです。会社なり、組織なりは、どんなに出世したとしてもいずれは、出ていく必要ある場所です。その組織に承認されるということは、一時的には幸せかもしれませんが、そこを依拠して自分の存在意義を見出しているとすると、引退後はさびしい思いをしてしまいます。
以上が本日考えたことでした。
確かめることについて考えました。
最後までありがとうございました。
今日、働くことについて考えたことは、