今日、働くことについて考えたこと(善かれと思ったのに)
今日、働くことについて考えたことは、善かれと思ってやったのに、うまくいかないことです。働いていると、良いと思ってやったのに、結果が逆になってしまい、がっかりすることがあります。そのことについて考えてみました。
1.なぜ善かれと思って失敗することがあるのか
以下の本のシリーズのどこに書いてあったか忘れてしまったのですが、古代ローマの多くの悪法は、当初は良い施策だと思って成立されたと書かれています。
ローマ人の物語 (1) ― ローマは一日にして成らず(上) (新潮文庫)
- 作者: 塩野七生
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2002/06/01
- メディア: 文庫
- 購入: 7人 クリック: 114回
- この商品を含むブログ (259件) を見る
たしかに、ありとあらゆる法律に、悪いことをしようと考えて、出来る法律はなくて、これは世間に良いことだと思って法律が出来上がるのだと思います。その中に悪法が出てきたりするのだと思います。
法律に限らず、このように善かれと思って、結果うまくいかないことがよくあります。なぜこのようなことが起きてしまうのかですが、それは以下の理由に収斂するのではないかと思います。
それは、自己都合が優先されてしまうからです。たとえば、「もう面倒で目の前の仕事を片づけたい、正しいことだし、大丈夫」といって、結論を急いでしまったようなケースです。そのような場合、受け手がどうなるか熟慮されていないので、失敗してしまうことはよくあります。
2.善かれと思って失敗しないには
それでは、どのようにすれば、善かれと思って失敗しないかという話になりますが、「自己都合を優先しない」の一言なのかもしれません。
とはいっても、やむを得ず、自己都合になることもあると思います。その場合は、自己都合を極力控えるということです。即ち、何かを実施する際に自己都合なのではないかと都度考えると良いと思います。自己都合であれば、失敗することがあるということを常に頭に入れておくのです。
以上が本日考えたことでした。最後までありがとうございました。