今日、働くことについて考えたこと(自分の実力を見極める)
今日、働くことについて考えたことは、
「自分の実力を見極める」
ことです。
仕事において、自分の実力を、しっかり見極めることは、判断を間違えないためにも、重要だと思います、そのことについて考えました。
1.自分の実力を見極めるのが上手い人
私は、自分の実力を見極めるのがうまかった歴史上の人物の一人は、伊藤博文だと思います。
司馬遼太郎も書いていますが、明治の豪傑と言われる西郷隆盛、木戸孝允などから比べると、伊藤博文は、二流人物だったと思います。ただ、江戸時代末期に英国に留学した際に圧倒的な国力を認めて、尊王攘夷派から開国論に変えたり、明治維新後は、征韓論に反対したりし、最後まで明治政府の主流派にいて、着実に出世の階段を登っていくことが出来たのは、根本的に伊藤博文が自分の実力を見極めるのが上手だったからだ考えています。
たとえば、明治政府に同じように仕えた江藤新平も伊藤博文と同じように実力はあったと思いますが、自信過剰で身を滅ぼしたと大久保利通も言っています。明治政府はおそらくスタートアップ企業のように、いろんな考え方があった中で、自分の実力を見極めるのは、かなり難しかったのではないかと思います。
2.どうすれば自分の実力を見極めることが出来るか
前にも書きましたが、ダニング=グルーガー効果というのがあり、自分の実力というのは、評価が高くなりがちです。
どうすれば自分の実力を見極めることができるか二つ方法を考えてみました。
一つ目は、
いろいろな試験を受ける
という方法です。
試験勉強というのは、ある程度客観性のある指標にはなります。積極的に受け、合否の結果が、自分の評価というのは客観的に見ざるを得ないです。
ただ、世の中には、試験だけが得意な人もいるので、そういう人は、過剰な自信につながらないか注意が必要です。
二つ目は、
自然に触れ合う
という方法です。
自然に触れ合うというの方法は、案外軽視されがちなのではないかと思います。
特に都市で生活をしていると、季節感というのを忘れがちです。季節に関係なく、食べものが食べられ、冷暖房が効いていると、大災害にならないかぎり、人間が自然をすべて支配していると錯覚しがちです。自然に触れ合うことで、人間としてのおごることもだいぶ減るはずです。
以上が本日考えたことでした。
自分の実力を見極めることについて考えました。
最後までありがとうございました。