働くことを考えるブログ

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今日、働くことについて考えたこと(環境の変化)

今日、働くことについて考えたことは、

 「環境の変化

です。

マーケット環境というのは、どんどん変わっていくのですが、そのことについて考えてみました。

 

 

1.人間の本質は変わらないのか

今も昔も人間の本質は変わらないので、自分の経験や歴史を参考に行動を決める人もいます。それも間違いではないのですが、失敗することがあります。

どのような時に失敗するかというと、

環境の変化をよく見極めていない

ときです。

たしかに人間の本質は変わらないのですが、環境は確実に異なります。昔は、人口も多くなく、世界の裏の人とネットで交流が出来るということはありませんでした。見るレンズは変わらないけれども、見ているものは異なるはずなのです。

人間は変わらないものだと思って、変化する環境をちゃんと見極められないと痛い目にあいます。それは、海外旅行にいって、同じ人間だから大丈夫と思って、安易に現地の人を信じて、被害にあうようなものです。私は、多くの日本企業が環境の変化について行っていないと思います。

 

2.なぜ日本の企業は、環境の変化についていけないのか

 

それでは、なぜ日本の企業が環境変化についていっていないかというと、

過去の経験で物事を判断しているから

だと思います。

成功体験・失敗体験で物事を見ているというのが変化についていっていない根本的な原因なのだと思います。

「いやいや、過去の経験から離れて判断なんてできないでしょ」というツッコミがありそうですが、Google, Facebookが、時価総額で一気に日本企業を追い抜いて行ったのは、物事を判断すべき過去の体験がないのが一つの理由です。米国では似た様なスタートアップがボコボコ生まれて、消えていくのですが、あのような形でチャレンジする土壌は日本にはありません。基本的には、日本の多くの優秀な学生は、起業ではなく、人気の大手企業に入ります。そのような企業は、蓄積された経験で物事が処理されているのです。

蓄積された経験があるということは、すばらしい反面、環境が変化している際に、あたらたな選択肢を取ることが難しくなってきます。それは、老人をイメージするとわかりやすいと思います。老人のすばらしさは、裏打ちされた経験で直感的に判断することですが、経験したもの以外の選択肢を説得するのが、かなり難しいというのがよくわかると思います。それは、単に耳が遠いとか肉体的に劣るというのは、理由ではないのです。日本企業をイメージする際には、経験豊富なおじいちゃん・おばあちゃんをイメージすると良いと思います。

 

以上が本日考えたことでした。

環境の変化について考えてみました。

最後までありがとうございました。