今日、働くことについて考えたこと(プラグマティズム)
今日、働くことについて考えたことは
です。
プラグマティズムというのは、グローバルに勝ち抜くには大切な考え方とも思います。そのことについて考えてみました。
1.プラグマティズムとは
プラグマティズムとは、米国の哲学の一つです。
道具主義とも言われています。
要するに、実用的であることが大切だという考え方です。
実用的であることが大切というのはどいうことかというと、
とりあえず、うまくいくのであれば、理論は深く考えなくてもよい
という考え方でもあります。
たとえば、
飛行機がなぜ空を飛ぶかというと、実はよく分かっていません。
一般的には、羽の上側の空気が薄くなるから、浮上するという説明がされているのですが、その説が完璧に正しいかというとそういうことではありません。
しかし、プラグマティズムでは、
「でも、飛行機は、とりあえず飛んでいるのだから、気にしなくていいじゃん」
という考え方なのです。
プラグマティズムの考え方は、米国で普及し、それ以降グローバルに浸透し始めていると思います。
たとえば、このようにネットでブログを書くことが出来ますが、そのプログラムがどのようになっているかなんてほとんどの人は知らないと思います。とりあえず、自分の目的が叶うのでば、その理論的背景(ウェブのプログラム言語、ネットの理論など)なぞ知らなくてもよいはずです。このような考え方がプラグマティズムなのです。
2.トライ&エラー
プラグマティズムというのは、
トライ&エラーを促すという考え方
でもあると思います。
エクセルを動かすのに、エクセルがどのような理論で成り立っているかというのを知るよりは、とにかく手を動かして、何回か失敗したとしてもエクセルを扱ってみる法がはるかに効率的です。
米国の破産法の考え方も、このプラクマティズムに依拠していると思います。破産をしてもすぐに、立ち直ることを前提にしているのです。失敗したらすぐ立ち直ることの方が重要なのです。
日本人の考え方は、プラグマティズムは一部で受け入れつつあるものの、どちらかというと理論が先行していると思います。エクセルを動かす際に、事前によくその理論を学ぶというのが、心構えとして求められるように仕込まれているかと思います。破産も絶対にしてはならない前提で、事業を始める必要があります。野球も、まずは練習させてもらえず、球拾いからはじめます。
この日本人の考え方もかならずしも否定するつもりはないのですが、トライ&エラーでどんどん突き進んでいるというのがグローバルの現実でもあると思います。そこに追いついていく必要があるのです。
以上が本日考えたことでした。
プラグマティズムについて考えました。
最後までありがとうございました。