今日、働くことについて考えたこと(あえて道に迷う)
今日、働くことについて考えたことは
「あえて道に迷う」
ことです。
最近は、すぐに目的地につくことが求められてしまいますが、キャリアを形成する上で、あえて道を迷う必要もあります。そのことについて考えてみました。
1.なぜあえて道に迷うことが必要なのか
今は、Google map、カーナビなどの便利なツールを使って、目的地にすぐにつくことが求められています。Google mapやカーナビに限らず、キャリア形成や仕事においても目的地に最短で着き、結果を出すことが求められています。
それが悪いことではありませんが、あえて道迷うというのも、必要なことだと思います。たとえば、google mapやカーナビを使わずに目的地に行ったり、あえて、皆が目指すレールにのらず、目的もなく旅に出るみたいなことをしてみるということが必要だと思うのです。
なぜそんなことをする必要があるのかというと二つ理由があると思います。
環境変化につよくなる
からです。
蟻というのは、集団の8割ぐらいが、しっかり働き、2割ぐらいがサボっていると言われます。そのサボっている2割を取りだすと、その8割が働き、2割がまたサボるそうです。
サボっている蟻がかならず存在する理由は、環境変化に柔軟に対応できることを目的にしています。サボっている蟻が存在することで、その集団が絶滅するような環境変化に対して柔軟に対応することができるようです。
キャリアにおいてあえて道を迷うということは、キャリア形成において「遊び」を作ることになります。事前に予想して考えだされた目標地点というのは、環境によって変わる可能性があります。そのように変わった時に、柔軟に対応できるためには、道に迷った経験というのが役に立つはずです。
二つ目は、
新たな発見がある
ということです。
道に迷っていると、おいしそうなラーメン屋さんやおしゃれな本屋など見つかったりします。キャリアにおいても、同様です。自分のオリジナルの道を探すまでは、迷い続けていても良いのかもしれません。今は目的地にすぐに到着することが最も大切なことだと思われたりしますが、自分がおもしろいと思えるキャリアを歩めるのが最も幸せだと思います。
2.あえて道に迷う際の留意点
私は、HISの会長兼社長の澤田氏が、会社を離れて3か月旅立っているのは、もともとの旅行会社のサービスに役立てるということもありますが、上記のような理由もあると思います。
あえて道に迷うときの留意点もあります。
それは
心に余裕が必要
であることです。
迷っても景色を見れる心の余裕を持っていないと、ただただあせって時間を浪費するだけです。道にに迷っても、客観的に冷静な態度でいられることが、より人生楽しむことができるでしょう。
以上が本日考えたことでした。
あえて道に迷うことを考えてみました。
最後までありがとうございました。